ハイブッシュブルーベリー | 収穫期は6月上旬から7月上旬。木はあまり大きくありませんが、大粒の品種が多いです。 夏の乾燥に注意。 |
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ラビットアイブルーベリー | 収穫期は7月上旬から9月上旬。木は大きく育ち、果実の収穫量が多いですが、果実の大きさは中程度です。夏の乾燥には比較的強い。 |
ローブッシュブルーベリー | ワイルドブルーベリーとも呼ばれる野生種で、樹高は低く地を這うような樹形になります。乾燥した果実などがアメリカから日本に輸入されています。 |
ブルーベリーは、家庭で栽培するのに非常に適した果樹です。木の高さがほどよいので庭に植えても鉢植えでも楽しめますし、庭植え、鉢植えどちらでもたくさんの収穫が期待できます。
また、害虫や病気にかかる心配もほとんどなく、無農薬でも十分栽培できます。
開花期にはドウダンツツジに似た小さく可愛い花を観賞でき、収穫の終わった秋には鮮やかな紅葉を楽しむこともできます。
ブルーベリーの果実に含まれる「アントシアニン」という成分は、目の疲れをとる効果があるとされています。その他にも、成人病の予防になるポリフェノール類が多く含まれています。
ブルーベリーの栽培で一番気をつけたいのは、土作りと水やりです。
ブルーベリーは酸性の土壌を好むので、庭に苗を植える際は穴をなるべく大きく掘って、土が酸性になるように改良しなければなりません。鉢植えにするときは、鹿沼土とピートモスを混ぜ合わせて使います。水やりは、土が乾燥したら十分にやります。夏は乾燥を防ぐため、株元をわら等でマルチングしてあげるといいようです。
また、ブルーベリーは同じ品種ばかりを育てても、受精がうまくいかない為たくさん収穫することはできません。2品種以上を購入するようにしましょう。そこで気をつけなければならないのは、同じ系統の中から2品種選ぶ、ということです。ハイブッシュ系なら、ハイブッシュ系で2品種購入するようにします。ハイブッシュ系とラビットアイ系の間では受精はうまくいきません。園芸店などで苗木を購入する際は、ラベルを見てよく確認しましょう。